No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2008年2月19日 みやちく

美味しい鉄板焼きのお店は少ないと感じていた。
鉄板焼きに行けば、私でもMeat以外も食べる。
しかし、たいてい美味しくない。
最後のMeatまでいっても、結局はたいしたMeatではない場合が多い。
初めてうかい亭に行ってから10年ほど経つが、うかい亭を基準とすると他の鉄板焼きにはガッカリさせられる事が多かった。
値段の割りに質の悪い素材や首を傾げたくなる味付け。
ニューオータニの石心亭に入った時は、最初から最後まで単調な塩胡椒の味付けに辛い思いをしたこともある。
何万円も出してもガッカリすることが多いので、鉄板焼きはうかい亭に年に3回ほど行くだけである。
そんな中、また行こうと思える鉄板焼きがあった。
宮崎牛専門店みやちくである。
宮崎牛を前面に出しているくらいであるが、コース料理には前菜からほとんどMeatが入ってる。
Meat好きの気持ちを心をくすぐるニクイ配慮である。

肝心のステーキだが、これが旨かった!
今回は特選宮崎牛のロース、ヒレ、そして超特選宮崎牛ヒレをシェアした。

ロースを口に放り込むと甘い脂がとろけて、口中に広がった。
ヒレは口の中で繊維がほどけて、かみ締めると至福の瞬間がおとずれた。

超特選は更に強烈だったことは言うまでもない。

あまりの旨さに値段を忘れてお代わりしてしまった。
旨い。宮崎牛旨すぎる。
心残りなのは、超特選ロースを頼まなかったことだけである。。。