No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年11月25日 炭火焼ホルモン ぐう 渋谷


普段から親しくさせてもらってる焼肉屋さんから誘っていただきオフ会というものに参加。
焼肉店グループのオーナー、某精肉店、某焼肉マニア、そして今はなき伝説的な超有名焼肉店の息子さんが個室に集まった。
国産黒毛和牛ユッケ
しっかりと許可を得ているオフィシャルユッケである。
なんだか最初はバタバタしていて写真が撮れなかったのが残念。
オフィシャルユッケ全般に言えることだが、ある程度の旨さはあっても以前のような飛び上がるような品質のもの出会うのは本当に難しくなった。
満足度 3
桜ユッケ
馬肉のユッケで臭みはないが、いたって淡白な味わい。
可もなく不可もないいたって普通。
満足度 2

タン筋
適度な分厚さで噛み応えもばっちり。
カリッと焼くと筋の甘みが十二分に感じられる。
満足度 3

ガリ
獲物を狩って食べるという人間の本能に響くような肉繊維をもったサガリ
臭みがなく純度の高い旨みが感じられる。
満足度 4

シビレ
分厚いシビレでこれを焼き上げるのも至難の技だ。
カリッと仕上がった表面ととろりとした内部のコンストラストがいいね。
満足度 4

コメカミ
適度な噛み応えなのだが、もう少し肉らしい味わいが欲しかった。
旨いのは間違いないのだが。
満足度 3

ホルモン
ふんわりとした脂に歯切れ抜群の皮、そして1日の仕事で疲弊した身体を蘇らせるモミダレ、このトライアングルが極上の味わいを生む。
心底旨いね。
満足度 4

アカセン
焼き加減で色々な姿をみせてくれる部位だが、自分の好みに焼かれたアカセンはサクサクとクニュクニュが同居している。
満足度 4

ヤン
大好きな部位だが、ちょいと臭みが感じられるのが残念。
だが食感は抜群。
満足度 3

ガツ
ミノと見間違えるほどの堂々としたガツ。
食感はサクサクでホルモン好きの心を鷲掴みにされた。
満足度 4

上ミノ
ガツの食感が良すぎて、ミノの食感が一歩劣って見える。
旨いことは旨いのだが。
満足度 3

テール
冷凍スライスではなく、骨からちゃんと外したテール。
こういったテールはプルプルの食感と同時に、焼き切ることで得られる筋も甘みも味わいたい。
非常に焼きが難しいのだが、相反するこの2つを同時味わえた瞬間はまさに至福。
満足度 4

数年振りの"ぐう"だが、どのホルモンも相変わらずしっかりとしたレベル。
少人数でホルモンを端から端まで制覇するもよし。
大人数でお手頃価格でホルモンの旨さを知るのもよし。
誰にでも勧められる名店であることを再認識した。
ちなみにオフ会であるが、肉のマニアックな話に突っ込む人と、肉とは全く関係ない話に突っ込む人とに見事に2分されていた(笑)