No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

京都

2017年3月22日 にくの匠 三芳

本日7月26日に集英社より私の初めての著書『肉バカ。No Meat, No Life.を実践する男が語る和牛の至福』が出版されました。 本書の出版に際して、日本三大和牛の生産地とそれを食べることの出来る至宝の名店を巡り、その中で神戸ビーフを扱う最高峰として"三…

2017年3月22日 くいしんぼー山中

昨日のブログでもお知らせした7月26日発売の本の出版に際して、近江牛、神戸ビーフ、松阪牛といった日本三大和牛の生産地とそれぞれの牛肉の味を再度 確かめる取材を敢行。 まず近江牛と言えば、もちろん生産者は福永さん。 福永さんの牧場見学と共に、福永…

2015年5月25日 にくの匠 三芳

「和牛はその名の通り、『和』の食材。 その『和』の食材を昇華させるのが和食(日本料理)であるはず。 魚介類や野菜類へのアプローチはどこまでも深く、素材への拘りや多彩な調理法、どれも心から素晴らしいと感じることができる。 それに比べて、和牛をは…

2013年11月18日 にくの匠 三芳

京都を訪れる肉好きがいるのであれば、何があっても訪れて欲しいお店が八坂神社のすぐ近くにある。 主役である肉が素晴らしいのは勿論、その主役を包み込みながら際立たせ、見事な肉割烹を完成させる伊藤さんの技術と発想力にはただただ感服するのみ。 花び…

2013年5月29日 れんらく船

湯島の"平"以来、久しぶりに肉業界のカオスに遭遇した。 お店の名前は"れんらく船"。 入船口と書かれたお店の入り口からして既に異彩を放っているのだが、一歩店内に入るとそこは異次元の世界。 とはいえ、よくよく店内を眺めると異彩を放っているが、なんと…

2013年5月29日 くいしんぼー山中

私の肉人生においてここまで衝撃的なお肉を食べさせてくれるお店があっただろうか。 初めて"くいしんぼー山中"でお肉を食べた時は、数日間、いや数週間そのお肉のことが頭から離れなかった。 そしてその時の感動の光景は今でも鮮明に思い出せる。 今回幸運に…

2013年3月27日 にくの匠 三芳

残念ながら、私にはくいしんぼー山中での感動に浸っている時間はなかった。 急いで向かったのが"三芳"。 京都らしい店構えに期待が高まる。 今回は霜ふり和牛コース。 春うどと梅肉のお出し 出汁がスーと香り、なんとも言えない旨さ。 ミスジとフルーツトマ…

2013年3月27日 くいしんぼー山中

最初の驚きは予約の電話をかけた時。 受話器を取った店主の第一声は、大きな声で「はい、くいしんぼーです!」だった(笑) 店名が"くいしんぼー山中"なのだから、「くいしんぼーです!」というのは十分有り得るのだが、いきなり「くいしんぼーです!」と言…

2013年3月27日 京洛肉料理 いっしん

今回京都を訪れるにあたって、どうしても行きたかったお店。 肉割烹というジャンルで孤高の存在というイメージを抱いての訪問である。 事前情報では、昼は黒毛和牛、夜は近江牛を使用し、昼も夜もコースの内容に違いはないとのことであった。 ミスジ黄身煮 …

2010年2月12日 三嶋亭 本店

一泊の京都肉巡業は本日が最終日。 京都に行ったら一度は行ってみたいと思っていたお店が”三嶋亭”。 立派な京都らしい建物で、なんとも趣がある。 個室も落ち着いていて、息子と2人でゆっくりと食事を楽しめる。 すき焼きの『三嶋亭コース』は見るからに旨そ…

2010年2月11日 多来多来

私の溺愛する5歳の息子が新幹線に乗りたがっている。 東京駅から新横浜程度の区間も考えたが、せっかくなので京都まで行ってみることに。 しかも家族全員での旅行ではなく、私と息子の2人だけでの京都肉巡業だ。 京都といえば”いっしん”、”安参”等肉料理の名…