No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年7月6日 Steak Dining Vitis ヴィティス


イデア”の菅井さんに焼いてもらった未経産の見島牛のサーロイン。
今度は同じ菅井さんと同じ”あら皮”出身の炉窯の匠・結城さんにも焼いてもらい、炉窯や焼き手の違いを楽しむという贅沢な会に。
サーロイン(未経産の見島牛)
結城さんが「緊張した」と言っていたが、見ただけで分かる見事な火入れ。
ありきたりな表現だが、表面がカリッと仕上がり、中はふんわりとジューシーに火が入っている。
菅井さんもそうだが、若干レアな感じに仕上げてくれたおかげで、今回の肉質が活きてポテンシャルが十二分に感じられるのが凄い。
満足度 5+







ウチモモ
お店の通常コースから。
今回は宮城県産黒毛和牛の雌。
噛み応えを残しながら決して嫌な硬さがない。
想像以上にジューシー。
満足度 4



サーロイン
こちらもお店の通常コースからで、常陸牛の雌。
ナイフで切った肉片を1切れ食べて言葉を失う。
しっとりとした食感に、凝縮した旨みが噛む力に比例するかのように押し寄せてくる。
赤身の旨さ、脂の質共に非の打ちどころがない最高のサーロインで、炉窯との相性は言わずもがな。
満足度 5+



ステーキ以外も一切抜かりなし。






敷居の高い炉窯ステーキを広めるために、”ヴィティス”は限界まで価格を抑えている。
黒毛和牛の本当に旨いサーロインを食べたことがない人には、まず”ヴィティス”を予約してみて欲しい。