しみず
コース内容を私が考え、終始ウンチクを語り、全てのお肉を私が焼くコースが存在する。 それが【会長コース】。 参加者は一切手出しできない。 ただ、ひたすら私の指示通りに食べることしか出来ない。 この日は私自身は食べずに、集まってくれた6名にだけ食べ…
東急目黒線不動前駅。 目黒駅の隣駅ながら、不思議なくらいマイナーな駅である。 だが、この不動前に真の焼肉好きを虜にして話さない至高の焼肉屋が存在する。 焼肉と言えば、誰もが食べたがるタン。 まずこのタンが圧倒的な存在感を出している。 “しみず”オ…
東京でここまで肉質に拘った焼肉屋が他にあるだろうか。 正直、ある一定水準を超えると普段食べばれてない人には違いは分かり難いかもしれない。 しかし、炉窯ステーキを含めた最高峰の和牛を食べ込んでいる人ほど、”しみず”で扱う牛肉のクオリティに驚くは…
もっと外国の方に和牛を知って欲しくて始めたInstagram。 Instagramを通じて知り合い、わざわざ海外から東京まで和牛を食べに来るマニアがいる。 そんなマニアに本物を知ってもらいたくて"しみず"を案内。 厚切りタン こんなに違うのか、と感じるほどタンの…
今はほとんどの生産地で見ることの出来なくなった馬喰さん。 しかしながら和牛肥育の聖地・松阪では今でも馬喰さんが存在する。 そんな馬喰さんとお話をさせていただくという貴重な機会をいただいたのだが、これほどお店選びが難しいことはない。 悩みに悩ん…
せっかく武蔵小山まで行ったので、”和田”を出た後は隣の不動前に移動。 突然行ってもこのクオリティ。 分厚いタンやハラミは食べれなかったが、通常のカットでもその高すぎるクオリティはビンビン伝わってくる。 そして、川岸さんの神戸ビーフのサーロイン。…
どうしても食べてみたい個体があった。 しかしどうしても予定が空いていなかった。 仕方なく、0次会という形で軽く済ませるという判断。 しかし、やはり食べたくなってしまう。 川岸さんのコーベビーフのサーロイン縛り。 豪華すぎて最高過ぎる。
会長コース。 それは会長の会長による会長の為のコース。 毎回コース内容は違うが、今回もまた特別感がハンパない。 タンしゃぶ 2頭分の黒タンの根本を薄切りにしてもらい、しゃぶしゃぶで食べ比べ。 ほんのりとした甘みとサクッとした食感に一気にテンショ…
年末が押し迫ったこの日は“傳々”で忘年会。 にもかかわらず、押しの強い肉好きに見事に押し切られて0次会。 焼肉のフルコースが待っているにもかかわらず、その前に焼肉。 最初は不本意だったのだが、あまりに肉が旨いせいで、最後はその肉好きに感謝してし…
今まで肩しか使っていなかったが、2016年12月からロースやモモをメニューに組み入れた”しみず”に行って、ちょっと清水さんと遊んできました。 色々な部位を目の前でカットしてもらってたらふく食べる。 良い肉使ってるなぁ、としみじみ感じる。 和牛好きであ…
ちょうど"しみず"も仕入れる部位が増えてメニューも変わったばかり。 そんな中、久しぶりに開催された和牛大学の講義。 今回の実習は”しみず”で学長コース。 まぁ学長コースということなんですが、要は会長コースです(笑) 前菜はプレーンで炙ってから。 炙…
せっかく大阪から東京に来てもらっているので、時間とお腹の許す限り東京を満喫してもらいたいのでハシゴへ突入。 2軒目は代官山から不動前に移動。 突然に行ったにもかかわらず、恐ろしいクオリティでの出迎えには心底驚かされる。 プレーンのサガリとタン…
初めての『会長コース』を体験。 とにかく会長のワガママの全てが織り込まれた門外不出のスペシャルコース。 スタートはプレーンの肩芯とサガリ。 サガリは驚くほどプリプリで甘みもじんわりとやってくる。 ザブトンは田村牛の良さを前面に出した甘みとコク…
数日後に迫ってきている『本気のBBQ』の試作用にサガリを買いに行ったのだが、肉を見てしまうとどうしても食べたくなってしまう。 特に同行者は発作が起きたかのように落ち着かない様子。 そんなわけで緊急避難的に肉補給をしに不動前まで。 最近欠かすこと…
お腹をさすりながら"好楽園"を後にしたのだが、移動を始めるとなんとなくまた食べたくなる。 そんな中毒症状に似た状態の為、2軒目に突入。 流石にそれほど量は食べれないので軽くデザート気分のつもりだ。 時間的にも厚切りタンがなかったので、クルクルネ…
田村牛を中心に仕入れている”しみず”だが、この日は川岸さんの神戸ビーフ。 個体識別番号は1252718750。 月齢33ヶ月の雌で、血統は丸宮土井-福俊土井-照長土井。 赤身の色が濃く、小豆色と呼ぶに相応しい肉肌。 しっとりとしていながらも水っぽさがなく、舌…
流れを店主に任せる心地良さ。 通い詰めれば、こちらの好みは自然と伝わる。 店主が仕入れた至高の素材を使って、これでもか!と私のツボを突いてくる。 お通しはいつもの煮込みとお初のミートパイ。 このミートパイで肉欲が高まる。 普段は厚切りでしてもら…
今年は例年以上に長めに取た夏休み。 当然夏休み中は焼き頻度も落としてるので、久しぶりの焼肉。 都内最高峰のタンは普段の厚切りの半分の厚さで焼き易さと食べ易さを優先。 それでも他店の厚切りとほぼ同じ厚さだが。 前歯を立てればサクッと歯が滑り込ん…
私の知る限り最も焼肉にストイックなメンバーでの焼き。 メンバーの一人は転勤から戻ってきたこともあり5年ぶり位の再会。 それぞれが焼肉に対してそれぞれの想いを持っている。 全員に共通しているのは、焼肉をとことん愛していること。 最高の肉が最高の再…
極限まで突き詰めると何処に辿り着くのか。 サーロインやシャトーブリアンはもちろん旨い部位だが、それでも実際はピンからキリまで色々ある。 同じブランド牛と言っても、飼料も血統も月齢も水も生産者も全く違う。 拘り抜いた匠が肥育する牛ですら、いつも…
"平"で極上のロースを満喫した後は、湯島のネオンに別れを告げ移動。 どうしてもこの日食べたいモノがあったのだ。 お店に入ってすぐ我々を出迎えてくれたのはプレーン軍団。 炙って良し、軽く塩で食べて良し、醤油をほんのちょっと付けても良し。 とにかく…
ザギンでたっぷりとフルで鉄板焼きのコースを堪能したのだが、バターやすき焼きの強い味付けが多く、牛肉をいっぱい食べたのに牛肉本来の滋味深い味をあまり味わってない。 確かにそれなりに満腹にはなっているのだが、牛肉への欲求が収めるために不動前に向…
頭数の減少、飼料や子牛価格といったコストの高騰からくるここ最近の牛肉価格の高騰は何をもたらすのか!? コスト削減により通常よりも早期出荷された牛でもある程度の値段でセリ落とされる状況が続くのであれば、平均的な牛肉の品質低下はじわじわと足元に…
バタバタしていて気付けば3月にやっと2016年の初”しみず”。 お店に入ると皆さんに「明けましておめでとうございます!」と言われてしまう。。。 仕入れる個体への拘りがハンパない”しみず”の今回の個体は、飯村牛、個体識別番号1350073270、月齢32か月の雌。…
肉好きにとって特別な日。 毎月29日(2月は9日も)は「肉の日」。 その中でも8月29日「焼肉の日」と並んで特別なのが11月29日「いい肉の日」だろう。 レア度で言えば2月29日の「閏肉の日」に及ばないまでも、年にたった1度の儚さも手伝い、なんとなく特別感…
川岸さんが超長期肥育した神戸ビーフ。 ロースやヒレ、イチボ、ランプなど色々な部位を”三芳”で食べたが、この日は”しみず”で肩を制覇する為の貸切の会。 肉の味の違いを感じるためのプレーンや塩の味付け。 どの部位も噛んですぐに分かる位に普段と違う。 …
兵庫の名門”川岸牧場”。 雌の但馬牛のみを約300頭肥育し、拘り抜かれたその牛は兵庫県内だけに留まらず全国で高く評価されている。 そんな川岸さんの新たな試みが始まっていた。 川岸さんが出荷する但馬牛の月齢は32,33か月。 一般的な27か月と比べて手間暇…
「王覇」という言葉をご存知だろうか。 Wikipediaによると、 孟子は古今の君主を「王者」と「覇者」とに、そして政道を「王道」と「覇道」とに弁別し、前者が後者よりも優れていると説いた。 孟子によれば、覇者とは武力によって借り物の仁政を行う者であり…
田村牛を筆頭に川岸さんの神戸ビーフや近江牛等、その時々で最も良い個体を仕入れる拘りの詰まった焼肉屋さん。 この日は月齢36ヶ月の隠岐牛の雌で、正直言って今まで何度か食べたことのある隠岐牛の中でも断トツの個体。 正直毎週お店に行って、"しみず"で…
会社の懇親会の幹事を仰せつかり、サラリーマンとして一切のミスをせぬよう細心の注意を払い取り組みました。 まず、場所選び。 今回は20名超ということで、あまり仕切りなどがなく、一体感が感じられるようなお店。 クオリティに関しては、私が幹事任命され…