しみず
1年前や2年前に比べて、枝 肉価格が異常高騰している今、精肉店や牛肉を扱う飲食店は非常に苦しい台所状況なのではないだろうか。 飲食店であれば、値上げもしくは材料の質を落とさざるをえないのが普通だろう。 そんな中で、元々上物を扱っていたにもかかわ…
6月11日でちょうど6周年を迎えた"しみず"。 何の告知もなかった為に偶然の訪問で、手ぶらでの訪問となってしまった。 仕方ないんでいつも以上にワガママ言って、お祝いの言葉に代えさせていただきました(笑) "しみず"の顔と言える5種盛り3連発でコースを作…
肉好きの悲しい性かな。 どうしても食べたい個体があると、我慢できずに一人でサクッと不動前に寄ってしまうことがある。 今回は川岸さんの神戸ビーフ。 前の週に”三芳”で食べたものと同じ個体だ。 5種盛りはクリ、ミスジ、ザブトン、肩ロースにサンカクで、…
私の実家は魚屋で、父親はまだ現役で仕事をしている。 子供頃から毎日魚ばかり食べてきた私にとって牛肉はずっと特別な食べ物であった。 それは私だけでなく両親もそうなのだろう。 外食と言えば定番は焼肉。 今回は親族が集まって不動前に集合した。 子供の…
開店以来、店主・清水さんは仕入れた牛肉の味見を続け、より自分の好みにあう牛肉を追い求めてきた。 ブランド牛の名に囚われることなく、自分の舌とお客さんの反応のみを頼りに行き着いたのは、田村牛を中心とした長期肥育の雌牛。 そんな”しみず”で毎週の…
最近訪問頻度が高い"しみず"。 その理由は単純明快。 都内屈指の肉の旨さに、圧倒的なCPの良さだ。 絶対に注文すべきは超希少な最高級の生の黒タンを贅沢に超厚切りにした厚切り上タン。 店主・清水さん自ら、毎日芝浦の内臓屋さんに取りに行っている黒タン…
毎月1回、有識者(?)で行われる和牛勉強会。 2015年2月度は不動前の"しみず"にて開催。 煮込み(お通し) この煮込みの旨さで、これから出てくる肉への期待が一気に高まる。 毎回お代わりしたくなるレベル。 満足度 4 レバ 滑らかな舌触りで甘みも秀…
そう遠くない日にこの”しみず”は焼肉業界でとんでもない存在になる。 そんなことを確信した夜。 この日、清水さんが仕入れていたのは兵庫県の名門・川岸牧場の神戸ビーフ。 久しぶりの神戸ビーフの入荷だが、今までの入荷の中でもトップクラスの肉質だ。 丹…
この日は生れて初めてテレビカメラの前でしゃべりました。 肉について延々と。 肉を食べながら。 かなり熱く色々話したが、OAで何秒使われるかは不明。 2015年2月21日(土)放送の『アド街』(テレビ東京)でご確認していただけたら幸いです。 それにしても…
休日に家族全員で網を囲む幸せ。 平日はなかなか一緒に焼きに行けないが、休日は肉奉行として家族サービスに徹する父親が私である。 きっと、いや間違いなく家族全員が私と同じ気持ちのはず。 いつも以上に丁寧に火入れするのは厚切り上タン。 家族の分は自…
部の忘年会。 僭越ながら幹事を引き受けさせていただく。 サラリーマンなので参加者の希望を聞く振りはするが、結論は最初から『焼肉』と決まっている。 限られた予算で、私のお給料を査定する上司やいつも仕事でサポートしてくれるメンバーに100%満足しても…
BSE騒動以降、正肉は個体識別番号によってその個体の生産・異動情報が管理されるようになった。 一方、内臓は個体識別番号の管理が義務付けられておらず、流通上の問題でその個体の個体識別番号を把握することは非常に困難だ。 そして内臓をお店で食べた場合…
今まで色々なお店で焼肉を食べてきたが、"しみず"ほど商品と価格がミスマッチしているお店はない。 高級ステーキ屋さんで稀に出会うことがある田村牛を中心とした拘りのラインナップで、都内でもこれほど上質なお肉を提供しているお店は片手で数えるほどしか…
18歳か20歳の頃、生まれて初めて食べ物で感動したのが田村牛のサーロインだった。 外食と言えば焼肉という環境で育っていたとはいえ、今と比較すると全然経験値も足りない若造だったが、プロも素人も関係ない圧倒的な肉の旨さに打ち震えたことを鮮明に覚えて…
この日の“しみず“で食べた個体には思い入れがある。 通常、飲食店はお肉屋さんを信頼して、お肉屋さんの担当者が選んだものを運んできてもらうので、自分で選ぶ機会はほとんどない。 選ぶとしたら、運んできてもらった物についてだけだ。 今回は芝浦の食肉市…
心を満たされて"おおにし"を出たが、まだまだ焼肉を食べたい。 そんな思いからすぐに移動。 今度はがっつり食べたいお店に。 まずは煮込みに癒される。 仕入れている肉質が良ければ、その端肉で作る煮込みも本当に旨いのだ。 炭がセットされるや否や分厚いタ…
名店と呼ばれるお店の多くは仕入れへのこだわりを感じさせてくれる。 “しみず”もそんなお店の1つで、生産者への思い入れも強く、ご自身のお店に合うお肉を常に追い求めている。 場所は不動前という少々マイナーな駅ではあるが目黒駅から東急目黒線で1駅、決…
川岸牧場の神戸ビーフ入荷第3弾。 今回はヒレも1本入荷したようだが、瞬時に無くなってしまったようで、食べることができなかったのが悔やまれる。 その代わりと言ってはんだが、川岸牧場の神戸ビーフと田村牛で同じ部位を5種類食べ比べるという贅沢に挑むw …
"しみず"はアンバランスなお店だ。 肉質と値段が全く一致していない。 味のある長期肥育の雌牛だけを仕入れ、家族一丸となることで考えられないほどの低価格でその雌牛を提供してくれるのだ。 元々都内屈指の肉質の雌牛を揃えているのだが、この日は川岸牧場…
どこまでもより良い牛を求める。 多くのお客さんが楽しめるように手頃な価格で提供する。 こと牛肉に関して、これらを両立するのは困難を極める。 手間暇かけられた牛は高い。 サシが入っている入っていないといった次元ではなく、肉そのものの味を追い求め…
今年の6月11日は"SATOブリアンにごう"1周年、そして"しみず"の5周年。 どちらのお店にもお世話になっているので行って祝いたいが、2つのお店で1人分ずつ食べるのは問題ないが、2つのお店を回るのは距離的に難しい。 悩んだ挙句、私が選んだのは"しみず"。 何…
隠岐牛をご存知だろうか。 島根半島の北東約50kmに浮かぶ隠岐島。 この隠岐島で生まれ育った4等級以上の未経産の雌牛に与えられる称号だ。 島根県は第7糸桜に代表されるように子牛の生産地として有名で、全国の肥育農家さんが子牛を買いにやってくる。 もち…
3月の肉の日。 前日は葉山に宿泊していた関係で、普段家族を連れて行き難い"しみず"へ。 平日は問題ないのだが、千葉在住の身としては休日に不動前はちょっと行き難いのだ。 厚切り上タン 分厚い。 とにかく分厚い。 一昔前にジムで加圧トレーニングがはやっ…
2014年2月も終わろうとしていた頃、都内の一部の肉好きの間である事が話題となった。 不動前にある"しみず"が仕入れた三田牛が恐ろしく旨いと。 もともと"しみず"では田村牛を中心とした味のしっかりした雌牛を揃えているのだが、最近では生産者のこだわりが…
お肉関係の方と焼肉という貴重な会に呼んでいただき緊急参戦。 しかし仕事のバタバタのせいで遅刻してしまい申し訳なかったです。 しかも次の予定があったために早々に退席もしてしうという。。。 今回は時間が限られていたため、"しみず"のスペシャリテであ…
個人的に、今最もCPが良いと思っている焼肉屋さんがある。 まず絶対的な価格がまず安い。 それでいて、2倍近い価格帯のお店以上の品質の正肉が目の前に運ばれてくる。 "しみず"を訪れたのであれば必ず頼まなくてはならないのは5点盛り。 盛合わせの中身は日…
尾崎牛。 マニアでなくてもその名前を知っている、もしくは聞いた事があるという方が多いのではないだろうか。 尾崎牛について色々と書きたいところだが、それは次の機会にして話を進めよう。 この日は牛肉という道に精通したメンバーでの網を囲む機会に恵ま…
ハラミの仕入れが変わったという情報を得て不動前へ。 注文を済ませるとすぐに運ばれてくるお通しの煮込みにまず癒される。 あまりに飢えていたのでこの煮込みはお代わり! 今回1番の目的であるハラミが早くも登場したが、貫禄十分なその姿には惚れ惚れして…
お肉に関する新しい知識を得ることは喜びというか、私にとっては最高の快楽といえる。 今回は東京で宮崎の尾崎牛と北十勝の短角牛を卸しているお肉屋さん『eatmeet』の星野さんと肉談義をする機会を得た。 星野さんは非常に生産者のことを考えた方で、焼肉を…
2011年11月に初訪問してから、訪れるたびに進化を感じさせてくれる数少ないお店の1つが"焼肉屋さんのしみず"。 進化は肉質だけに留まらず、ちゃんとタレにまで及んでいる。 肉質至上主義の焼肉屋さんで散見されるような、それぞれのお店のロースターやお肉と…