No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

よろにく

2015年10月14日 よろにく

あまりに凄すぎるので、この時期はかなり前から高頻度で予約を入れている”よろにく”。 肉そのもの、その食べさせ方、現状に満足しないVANNEさんが肉を通して見せてくれる世界観は他を圧倒する。 一切の妥協なきお任せコース。 この日は和牛と香りのペアリン…

2015年9月28日 よろにく

まったくもってけしからん。 焼肉屋がここまでやっちゃいけないでしょ。 前回の”よろにく”で秋の訪れを感じたけど、秋の深まりと共にいよいよ松茸も国産が登場しちゃったよ。 最高級の日本料理以外ではまずお目にかかれないであろう立派過ぎるその物体。 男…

2015年9月14日 よろにく

前回の訪問から1週間経たずにまた”よろにく”に来れる喜び。 9月から年末辺りは焼肉を通して季節の移り変わりを最も感じやすく、予約がとりにくい時期にもかかわらず、かなり前から予約で抑えていた自分を褒めてあげたい。 前回に引き続きこの日も季節感のあ…

2015年9月9日 よろにく

ウィキペディアによると『日本料理は日本でなじみの深い食材を用い、日本の国土、風土の中で発達した伝統的な料理をいう』とのこと。 “よろにく”で提供される、焼肉というジャンルを超えた料理は、まさにこれに当てはまるのではないだろうか。 和牛という食…

2015年8月19日 よろにく

あまりお鮨を食べる機会はないのだが、最近は不思議とお鮨の職人さんとお話をさせていただく機会がある。 先日は”すし匠”の中澤さんと焼肉を食べる機会があったが、この日は上野毛にある”いちかわ”の市川さんと貴重なお話をさせていただきながら、最高の焼肉…

2015年7月9日 よろにく

史上最強の焼肉屋”よろにく”。 その真髄を味わいたいという肉好き団体をアテンドするのが今回の目的。 しかし、”よろにく”の空気に触れてしまうと、結局はアテンド役である自分が一番興奮してしまうのだが。 木曜日で一番混んでいる時間にもかかわらず、お任…

2015年7月5日 よろにく

僭越ながら、「第二回本気のばBBQフェーズII」でお世話になった”すし匠”の中澤さんと焼肉食べながら色々なお話をさせていただきました。 鮨という1つの道を極めた方はここまで凄いのか、と終始圧倒されっぱなし。 もちろん肉の話ばかりしているのに。 頭でっ…

2015年5月28日 よろにく

"よろにく"”は他の焼肉屋さんと何が違うのか!? 肉への拘りは間違いない。 長期肥育された雌牛の中から更に厳選された上物。 素材を活かすカットや味付けも間違いない。 部位ごとの特徴に合わせたカットに、素材を殺さない味付け。 こういったベースとなる…

2015年4月20日 よろにく

夜中にもらった嬉しいお誘い。 5番の褐毛和種のリブロースを食べてみないか、と。 そりゃ悩むこともなく早速南青山に向かうと、お出迎えは立派なリブロース。 正直黒毛和種と見間違えるほどだ。 リブカブリ 食べる前はたんに硬いだけと想像していたが、プリ…

2015年3月23日 よろにく

純但馬血統の神戸ビーフ、繁殖肥育一貫のヒライ牧場の32ヶ月雌。 個体識別番号[0842001265]で、共進会でチャンピオンを獲得した個体のヒレが”よろにく”に入荷。 シャトーブリアンからフィレミニヨン、テートまで、ヒレ全体を贅沢に味わってきました。 サシの…

2015年2月2日 よろにく

焼肉という範疇を超えて、牛肉の可能性に挑み、唯一無二の答えがないと分かっていながら牛肉を極めんとする探求心。 霜降り?赤身?熟成? そんなキーワードだけに惑わされない、牛肉の神髄に近づくことができるのが"よろにく"のお任せコースだ。 シビレの松…

2014年12月17日 よろにく 

今宵のテーマは中華。 焼肉屋で中華である。 ピータンのヒレ巻きに始まり、サーロインの北京ダック風やコプチャンの入った小籠包。 そして酢豚ならぬ酢牛や餡かけ焼きそばまで。 運ばれてきた瞬間に驚き、それを口にしてまた酔いしれる。 とにかく凄い。 中…

2014年10月1日 よろにく

奥深い和牛の世界。 知れば知るほどに魅せられ、そしてまだまだ知らないことの多さに驚かされる。 この日、私に和牛のさらなる奥深さを教えてくれたのは”加藤牛肉店”の加藤さん。 加藤さんは神奈川県横浜市で精肉店を営み、銀座のステーキ店、西麻布の焼肉・…

2014年9月9日 よろにく

仙台牛や佐賀牛というと定義の中の格付けの基準が非常に厳しいブランド牛で、仙台牛はBMS8以上、佐賀牛はBMS7以上(以前は8以上)が求められる。 ここまで霜降りの基準が厳しいと、嫌でも霜降りを入れることを第一に考え、肉本来の味を二の次と考えてしまう…

2014年8月29日 よろにく

米沢牛の生産者の中でも名人と呼ばれる鈴木さん。 過去には東京芝浦市場で行われた全国枝肉共励会では最優秀賞を受賞している。 そんな鈴木さんのお肉を仕入れたと聞いて、どうしても食べたくなってしまうのは自然なことだろう。 たとえ”SATOブリアン”でたら…

2014年7月28日 よろにく

どれだけ焼肉店・肉料理店を食べ歩いても、どれだけ和牛・黒毛和牛の世界を追求しても、私の中でのNo.1"よろにく"の地位は不動なのかもしれない。 初めて暖簾をくぐった時から現在に至るまで、肉の旨さ、焼肉としての完成度、そして焼肉をより引き立てる多彩…

2014年6月12日 よろにく

かつて焼肉屋さんの盛り合わせやお任せというと、お店側が在庫をさばくために売れ残りを多く盛り込む印象を強く受けるものが多く、またコースとなれば、必 要以上(?)にサイドメニューが加わり単に総額を高めたようなものが散見された。 それ故、焼肉とい…

2014年5月12日 よろにく

お肉が食べたい。 いや違う。 今日は焼肉がどうしても食べたい。 いや違う。 ただの焼肉じゃなくて"よろにく"の、VANNEさんのお任せコースが食べたいんだ。 私の知る限り最高の焼肉だから。 シルクロースのとろろ添え 軽く熱を加えたシルクロースにとろろと…

2014年4月11日 よろにく

"よろにく"を語る言葉、その全てが陳腐に感じてしまう。 言葉では言い表せない。 食べなければ永遠に分からない。 だが、食べれば私が言わんとしていることが分かるだろう。 炙りヒレ 加熱による変化で表面は赤ん坊の様な肌色に変化しているが、その中身は貴…

2014年2月6日 よろにく

通えば通うほどに和牛の奥深さに触れられる焼肉屋さんがある。 初めて"よろにく"を体験した時、アラカルトで食べて驚愕し、次はコースで骨抜きにされ、初めてお任せを知った日からその凄さにずっと心奪われている。 食べて食べて食べ尽くした肉好きを虜にす…

2014年1月31日 よろにく

最近は色々な焼肉屋さんで似たようなメニューを見かける。 真似るという行為は、進化するための最初の手段として非常に有意義だと思う。 ただ、最近見かける多くのお店では表面的な姿だけを真似て、中身は劣化版の別物という場合が多い気がしてならない。 ど…

2014年1月22日 よろにく

仕事に追われる日々が続く。 普段より数時間早く出社しても全く終わらない。 飯も十分に食べれず疲弊する自分を奮い立たせてくれるのはやはりお肉しかない。 翌日の超早朝出勤を誓い22時過ぎに会社を飛び出す。 向かうは南青山。 食べたいメニューはすでにメ…

2013年12月29日 よろにく

2013年最後の肉の日(29日)。 日頃1人で好き勝手やっていることへの罪滅ぼしに家族全員で"よろにく"へ。 まず前菜の3種盛合わせから既に違う。 炙った肩三角の濃厚な旨みはゆっくりと口の中で膨らんでいくようだ。 タン元は一目で最上級と分かる艶と色合い…

2013年12月2日 よろにく

何度か一緒に焼肉を食べに行っている某焼肉屋さんと勉強会。 今回の会場は某焼肉屋さんのご希望で"よろにく"。 "よろにく"のお任せは真似できるものではないが、色々なヒントが散りばめられているので、きっと何かを得たのではと思う。 シルクロースの炙り …

2013年11月11日 よろにく

最近"よろにく"のお任せについて聞かれることが多い。 通常のコースを食べたことがある人しか頼めない。 4人以上で注文可。 お任せにも段階がある。 等々言われているようだが、それには理由があるのだろう。 まず今までの焼肉屋さんのコースは単にキムチや…

2013年11月4日 よろにく

自分でも信じられないことだが2ヶ月以上も"よろにく"のお任せと離れてしまっていたようだ。 そして今回のお任せが久しぶりだということを差し引いても、その感動は唯一無二の頂点ということを再認識させられるものであった。 まずは和食のお店にきているのか…

2013年8月15日 よろにく

私が最も好きな焼肉屋さんである"よろにく"。 その魅力は出されるお肉のクオリティは勿論、それを更に押し上げているのがVANNEさんの存在と言えるだろう。 だが、そんなVANNEさんがいない日の訪問。 それをカバーしてくれたのがHAYAMIさん。 この日は強烈なH…

2013年7月 よろにく

焼肉屋という枠を超えて肉割烹という枠でも勝負できる焼肉屋さん。 それでいて世にある肉割烹とは一線を画すレベルの肉を提供し続けている。 南青山にひっそりと佇む控えめな入り口を潜り地下に降りると、そこには肉の楽園が広がっている。 アラカルトでもそ…

2013年6月 よろにく

"三芳"や"いっしん"を知って、京都の肉割烹の魅力にはまったのだが、東京には同じような魅力を発するお店が見つからない。 雰囲気で言えば、神楽坂辺りにそんなお店ができて欲しいものだが。 しかし、肉割烹のお店ではないが、肉割烹の雰囲気を十二分に楽し…

2013年5月24日 よろにく

日々お肉を食べ歩いている。 焼肉を中心としているが、ステーキやすき焼きといった牛肉料理全般に対して全力で向き合っている。 そんな日々の中で素晴らしいお店は数多くあるのだが、私の中で軸となる唯一のお店と言えるのが"よろにく"だ。 "よろにく"は焼肉…