ゆうじ
「焼き」の技術を磨いてますか? 焼肉は料理の最終工程を我々焼き手に任された稀有なジャンル。 どんなに素晴らしいお肉を最高のお店で出してもらったとしても、焼き手によりその味わいは如何様にも変化する。 私を含めた世の焼肉好きは肝に命じなくてはいけ…
渋谷駅に向かう下り坂を歩きながら、頭には松尾芭蕉の俳句がまだ残っていたが、ここからハシゴに突入。 渋谷駅の反対側まで歩き"ゆうじ"へ。 モツ煮込み モツの煮込み具合や甘みはその都度その都度若干の違いがあるが、それらの違いを何も感じさせないほどの…
焼肉・ホルモン好きで知らぬ者はいないであろう"ゆうじ"は、渋谷の東急ハンズの裏手の路地にひっそりと佇む。 店主である裕師さんは鮮度が高く上質なホルモンを豊富に仕入れ、素材の良さを出し切るように時間を惜しまず丹念に下処理、そして素材の味や食感と…
年末年始で滞ってた内臓の流通が安定するであろう時期を見計らって2014年初の"ゆうじ"。 モツ煮込み "ゆうじ"の定番。 これを食べると黄袋が起き上がる。 甘みがたまらん旨さ。 満足度 4 サガリとハツ 甘みの強いタレなのだが、それが重くは感じない。 むし…
焼肉屋さんの仕事。 それはただお肉を切って出せば良いというものではない。 それぞれの部位にあったカット、そして味付けを模索し、そのお肉を最高の状態に仕上げることだろう。 この仕事に関して最上級の仕上がりを見せてくれるお店と言えば、まずは焼肉の…
ハラミは、私が最も好きな部位の中の1つだ。 野性味溢れる荒々しい食感と肉汁が堪らないが、時にはハラミとは思えないような繊細な食感のものに出くわすこともあり、これはこれで至福の時を約束してくれる。 また、刺身良し、薄切り良し、厚切り良し、塊良し…
普段"ゆうじ"を訪れる時には19時の予約時間に複数名で行ってお任せコースを数時間かけて堪能する機会が多いのだが、今回新たな楽しみ方を覚えてしまった。 時間はだいたい22時辺り。 19時のスタート1順目のお客さんが帰って席に空きがあることが多い。 この…
なんとなく不完全燃焼感を感じながら"ごつぼ"を出るとすぐに2軒目の検討に入った。 こういった場合は、絶対的な信頼をおけるお店に頼ってしまうものだ。 まずはいつものモツ煮込みで体を温める。 何故か心まで温まるような優しい味わい。 厚めで食べたいとお…
"ゆうじ"のお任せは、好みを伝えてそれに対して裕師さんが渾身の料理を出してくれる。 ホルモンと正肉が半々とか、ホルモン多めとか、こんな物が食べたいとか。 私の場合はたいてい焼きの前に肉前菜をちょこちょこ食べて、焼きはホルモン多めって感じが多い…
"鯉登り"を出たのだが、時間は少し早い。 そしてもう少しホルモンが食べたい、ということで渋谷へ移動。 勿論あのお店である。 不思議を心落ち着く店内で、前菜を数品食べる。 やはり安定感抜群だ。 焼き物は塩でテールとハラミ。 プリプリのテールは肉汁も…
満足して"味楽亭"を出たのだが、あまりに気分が良いのでもう少しホルモンが食べたくなった。 そう、向かうは"ゆうじ"だ。 忘年会シーズンということもあり、いつも以上に混んだ店内。 荒波のように押し寄せる注文を捌きながら提供される数々のお皿には、どれ…
この日は焼肉屋さんではなく、お肉屋さんと一緒に"ゆうじ"へ。 勿論お任せなのだが、正肉ではなくホルモン攻めでお願いしてみた。 モツ煮 定番メニューで、食べるたびにホッとする。 小鉢 センマイ刺し、ハツ刺し、ツラミ刺し、ハラミユッケ(塩昆布付)の4…
「焼き」にはこだわっているつもりである。 常に自分の好みの「焼き」について追求している。 そんな私の「焼き」を追求する人生の中で、特にホルモンの「焼き」に関しては、最も影響を受けた方と2人で"ゆうじ"に。 モツ煮 甘みのある優しい味で、身も心も浄…
前回の"ゆうじ船"から2ヶ月が経とうとしている頃、やっと"ゆうじ"に訪問できた。 週一で通っても飽きがこないであろう名店であり、このやっと訪れた至福の時間がどれほど素晴らしいものか報告したい。 モツ煮込み 相変わらずモツの出汁が十二分に引き出され…
屋外で豪快にお肉を焼いて食べるBBQは、開放的な空間、雰囲気が気分を高めてくれ、安いお肉に市販のタレでも十二分に旨い。 それが河川敷でもなく浜辺でもなく、船の上で東京湾を周遊しながらだったら、どれだけ凄いだろうか。 しかも食べるのは、スーパーの…
数年来の焼き仲間がシンガポールに転勤になる。 何度か行われる送別焼きの中で、焼き仲間がリクエストしたのが"ゆうじ"。 日程の調整上、あいにく月曜日の訪問となったが、ゆうじさんの技術を信じて、月曜ホルモンに突入した。 もつ煮込み 相変わらず優しい…
6月の最終金曜、そして肉の日は、日本中のレバ刺しの別れを惜しむ肉好きで盛り上がっていたようだ。 かく言う私は、ホルモンの聖地"ゆうじ"で最後の生レバ送別会を参加していた。 モツ煮込み モツがいつもより多く入っている気がする。 そんな事がすごく嬉し…
毎月心躍る肉の日なので、中途半端は許されない。 "グルマンズ和牛"で堪能した後は、ホルモンの聖地へ向かう。 モツ煮 相変わらず優しい味わいで、トロトロのモツが旨い。 満足度 3 刺身盛り合わせ 美しい盛合せの中身は、レバ、ハツ、センマイ、チレ、ツラ…
はまってしまっている。 元々すごいお店なのは分かっていたが、知れば知るほど、更にその魅力に魅せられてしまう。 今回もゆうじさんのお任せだが、1週間前と全然違った姿を見せてくれた。 モツ煮 まずはいつものモツ煮で胃袋を温める。 染みる旨さ。 満足度…
今回、最近よくお世話になっている焼肉マニアであり、"ゆうじ"の超常連さんでもある方と一緒に"ゆうじ"ワールドに突入。 そこには、焼肉・ホルモン焼きを超越した新世界が待っていた。 まず定番のモツ煮からだが、優しいほんわかとした甘みが口の中で広がる…
知れば知るほどはまっていってしまう。 その魅力に完全に飲み込まれてしまっているのが"ゆうじ"。 今回もお任せでお願いしたが、今回は変化球が多く、興奮状態が収まらなかったのだが、その中身をこれから紹介したい。 刺身 レバ、ハツ、センマイ、ツラミの…
何度通っても、もっと通いたくなるようなお店はいくつかあるが、"ゆうじ"はその代表格の一つ。 創意工夫をこらした料理の数々には、ただただ驚き、食べて唸るのみである。 そんな"ゆうじ"に今年初訪問。 モツ煮 優しい味付けで、ホッとする。 感動度 3 刺身…
"ゆうじ船"の衝撃から10日経たずに、今度はお店に訪問してしまった。 今回もお任せで肉料理を堪能したい。 モツ煮 臭みを全く感じさせないモツ煮で、ふわりと広がる甘みが堪らない。 満足度 4 内臓の盛合せ レバ、ハツ、センマイ、ハラミの盛合わせ。 どれも…
"ゆうじ"の常連さんに誘っていただいて初の"ゆうじ船"。 料理はお肉だけでなく、魚介類も豊富なのだが、どれもこれも非常に旨かった。 また、東京湾を優雅にクルーズしながらの食事は心地良く、素晴らしい体験であった。 来年暖かくなった頃に、ぜひまた参加…
生肉規制前の最終日は"ゆうじ"へ。 もつ煮込み 個人的に大好きな"ゆうじ"のもつ煮込み。 優しい味わいにホッとする。 刺身の盛合せはレバ、ハツ、センマイ、バラ。 残念ながらホルモン以外の生肉はバラのみ。 ちょっとガッカリだが、盛合せ全てのレベルの高…
ホルモンを超えたホルモン。 ホルモンの鮮度は勿論素晴らしいのだが、それだけではなく、味付けやカットも他店と一線を画す。 そして、正肉もホルモン屋さんとは思えないレベルなのだ。 今回は久しぶりのお任せで、その真髄を味わう。 もつ煮 もつの甘みが余…
お任せを堪能するつもりで訪問した"ゆうじ"だが、この日はとにかくいっぱいいっぱいで、お任せにはいつも以上に時間がかかるらしい。 かつてお任せ完了まで4時間30分かかった経験を持つ私の足は震えた。 悩んだ挙句、恥ずかしながらお任せではなくアラカルト…
とてもじゃないが、先程のお店の余韻のまま帰れる肉好きはいないだろう。 早歩きで東急ハンズ裏手まで移動。 焼肉で折れた心は、焼肉で修復するしかない。 "ゆうじ"であれば間違いないという信頼感が、全員の足取りを急がせた。 レバ刺し プリプリしていて甘…
健康診断が迫っている。 日頃の状態を包み隠さず検査してもらうために渋谷に向かった。 ツラミ刺し ここまで薄くスライスするためには冷凍か冷凍に近い状態でカットしていると思うのだが、お肉自体の弾力がしっかりして、旨みも濃厚。 チレ刺し 独特の食感で…
ここ何年か道を歩くのが苦痛に感じる街、渋谷。 しかしその渋谷の街も"ゆうじ"に向かっていることを考えると足取りが軽くなる。 今回も勿論お任せ。 刺身系はレバ、ハツ、センマイ、チレ、ハラミ、ツラミの見事なラインナップ。 レバは甘みがしっかりしてい…