No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016-01-01から1年間の記事一覧

2016年7月26日 ゆうじ

"かねこ"を出てデザートを食べてから帰ることで意見が一致。 22時45分"ゆうじ"に到着。 "くにもと"系列ではないが、タレや味付けという点では東京トップと言っても過言ではない名店。 モツ煮込み レバニラ 塩ホルモン(タン、ミノ) 醤油ホルモン 肉を切って…

2016年7月26日 代官山 焼肉 かねこ

“くにもと新館”を出てタクシーを急いで拾う。 ちょっとばかりの渋滞があったが、21時、”代官山かねこ”に到着。 言わずと知れた、”くにもと”の本店と新館で合わせて8年修行した後に独立した金子さんのお店だ。 kanekoのローストビーフ ランボソ 巻きロース サ…

2016年7月26日 くにもと 新館

“くにもと本店”を出て歩くこと1分。 19時15分、”くにもと新館”に到着した。 ランプ カイノミ 肩バラ イチボ しん芯 サーロイン 切り落とし 本店と新館は同じレシピでタレを作っているようなのだが、不思議と味が微妙に違う気がする。 そしてどちらも最高に肉…

2016年7月26日 くにもと 本店

個人的な想いだが、焼肉を突き詰めればタレに行き着く。 旨いタレで食べる焼肉ほど心揺さぶるものはない。 以前から計画していたが、遂にそんなタレ焼肉の最高峰の流れを辿る勉強会が実施された。 18時、”くにもと本店”に参加者が集う。 肩ロース 芯玉 シキ…

2016年7月25日 よろにく

食べれば食べるほど募る想い。 もはやこれ以上の焼肉はないのかもしれない。 純粋な焼肉とは違う。 しかし、主役はあくまでも焼肉であるという軸はブレない。 選び抜かれた素材、既存の枠組みにとらわれない自由な発想、素材の組み合わせだけで満足しないハ…

2016年7月24日 自宅BBQ(焼肉すどう)

鹿児島の"のざき牛"と言えば、全国の共進会を席巻したの血統が有名だろう。 今回は野崎さんから「経済力はうまないけど食べる人は喜ぶ」というの血統を薦めてもらい、"焼肉すどう"の須藤さんのご厚意でお肉を分けてもらった上に、タレ付きのすどうセットを準…

2016年7月22日 Cossott'e コソット 弦巻店

週に3日しか営業しない焼肉屋さん。 店内は常連さんで賑わい、旨い肉と最高の笑顔に包まれている。 センスとホスピタリティに溢れた茅森さんのお任せコース。 カウンターに座り、その全てに感動してしまった。 サプライズはいきなり現れる。 何とサガリはお…

2016年7月21日 生粋

焼肉は本当に難しい。 高い牛肉を仕入れて、何も考えずに切って出すだけじゃ感動なんて出来るわけがない。 ステーキと違ってたくさんの部位を扱うなら、その違いが感じやすいように、そして旨さを追求しなくてはならない。 久しぶりに行った“生粋”はまさにお…

2016年7月21日 うし喰

行列の出来る肉屋として有名な吉祥寺の”さとう”。 その”さとう”直営の焼肉屋がオープンした。 カウンターの中で包丁を握るのは、幼少の頃から極上の和牛に触れてきた佐藤さん。 全国食肉学校のカット講師までしているのだから肉屋のサラブレッドと言っても過…

2016年7月20日 焼肉 しみず

私の知る限り最も焼肉にストイックなメンバーでの焼き。 メンバーの一人は転勤から戻ってきたこともあり5年ぶり位の再会。 それぞれが焼肉に対してそれぞれの想いを持っている。 全員に共通しているのは、焼肉をとことん愛していること。 最高の肉が最高の再…

2016年7月15日 Cossott'e sp

焼肉屋さんと話していると、何の職種でも同じかもしれないが人材の充実で悩んでいるお店が多く感じる。 しかし、中には人材の宝庫と思える焼肉屋さんもある。 それが”コソット”だ。 そもそも込山さんがセンスの塊。 “らぼうふ”時代には、肉の捌き方から味付…

2016年7月14日 焼肉 名門

まず最初に謝っておきたい。 誰でもこの絶倫コースが食べれるわけではない。 常連さんだけがこの絶倫コースを頼めるのだ。 しかも常連さんにも何段階かあり、その日一番の常連さんの席に店主・ヤッキー中村さん(以後、ヤッキー)が付き、お肉も最も良い場所…

2016年7月11日 一輪咲いても花は花

もし”一花”を知らなかったとしたら、それは残念でならない。 もし”一花”を知っているのに行ったことがないとしたら、それは何かを間違えてるかもしれない。 広告媒体への露出が少ないが、良質なホルモンを中心に、料理長の創作料理を目当てに店内はほぼ常連…

2016年7月10日 自宅(吉澤商店)

出荷頭数が少なくてなかなか食べることの出来ない隠岐牛。 そんな隠岐牛2頭のロースをすき焼きで食べ比べるという贅沢な会。 “吉澤商店”から送ってもらった個体は 個体識別番号1348102401、月齢31ヶ月、雌 個体識別番号1344352770、月齢34ヶ月、雌 どちらも…

2016年7月8日 銀座 ひらやま

東京の”ゆたか”と言えば今は銀座にあるが、昔は八重洲にあった。 “かわむら”の河村さんが料理長を務めていたのも八重洲時代の”ゆたか”である。 そして八重洲の”ゆたか”で河村さんの後輩として働いていたのが平山さんなのだ。 最近はどこのステーキ屋さんに行…

2016年7月6日 Steak Dining Vitis ヴィティス

“イデア”の菅井さんに焼いてもらった未経産の見島牛のサーロイン。 今度は同じ菅井さんと同じ”あら皮”出身の炉窯の匠・結城さんにも焼いてもらい、炉窯や焼き手の違いを楽しむという贅沢な会に。 サーロイン(未経産の見島牛) 結城さんが「緊張した」と言っ…

2016年7月5日 ビーフステーキの店 ひよこ

道路に面してホッタテ小屋の様な建物。 お店の前には”ひよこ”と書かれた看板。 そう、これがあの”ひよこ”である。 店内はカウンターのみで、詰めて座って7人位が限界の広さ。 壁には高倉健と一緒に撮った店主・林さんの写真が飾られいて、隣にはその存在を知…

2016年7月4日 神戸牛炉釜炭焼ステーキ IDEA 銀座

牛肉を突き詰めた先には何があるのか。 一切の妥協を排した牛肉はどんな味わいなのか。 同じブランドでも、同じ生産者でも、同じ部位でもブレがあるのは間違いない。 その中でとにかくピンのピンを食べるという会が本気の和牛会である。 日本一のステーキ屋…

2016年6月28日 鳥茂

久しぶりの”鳥茂”。 店名に「鳥」とあるが、メインは豚ホルモンの串焼き。 そして牛肉も食べられる。 酒巻さんの抜群の火入れで仕上げれる串焼きはどれも絶品。 そして牛のロースがその辺の焼肉屋より圧倒的に上質で、上品な甘みが光る。 豚レバ 一般的な豚…

2016年6月27日 よろにく

オープン当初から”日山”を通じて、長期肥育の雌牛ばかりを扱ってきた”よろにく”だが、最近はスポットで純但馬血統も入荷している。 特にこの日はタンは但馬の黒タン、シンシンは滋賀の岡崎さんが肥育した月齢40か月の純但馬血統の近江牛。 銀座の高級ステー…

2016年6月22日 焼肉 しみず

極限まで突き詰めると何処に辿り着くのか。 サーロインやシャトーブリアンはもちろん旨い部位だが、それでも実際はピンからキリまで色々ある。 同じブランド牛と言っても、飼料も血統も月齢も水も生産者も全く違う。 拘り抜いた匠が肥育する牛ですら、いつも…

2016年6月21日 炭火焼肉 なかはら

「もっと小豆色の肉を切りたいなぁ」 その一言に痺れる。 東京の焼肉屋さんでこんな事を考え、こんな事を言える職人がどの位いるだろうか。 昔は良い肉の表現として当たり前の様に使われていた『小豆色』という表現。 しかし小豆色の肉をほとんど見かけなく…

2016年6月20日 Cossott'e sp

今回の個体、とにかくロースが別格の旨さ。 照りのあるロースには上品なサシが入っていて、舌全体を滑らかな甘みが包み込む。 それでいて、飲み込んだ後に残るのは鼻に抜ける余韻だけで、舌の上からはすっと消えていく。 炙られたスペシャル、スペシャルのア…

2016年6月18日 ジャンボ 篠崎本店

偉大なる焼肉界の巨匠の誕生日。 普段から高頻度で訪れる"ジャンボ"だが、6月はマスターの誕生日辺りに篠崎本店に行くのが我が家の恒例行事。 食べてる途中にフロアに降りて来たマスターを見つけると子供達はソワソワ。 長男、長女、次男が「お誕生日おめで…

2016年6月17日 にくの匠 三芳

最高の職人は 最高の素材を求める。 素材の刺激が職人をさらに育て、職人の思いが素材をさらに良くする。 兵庫の川岸さんが肥育した神戸ビーフの中でもピンのピンだけが最高の職人のもとに届く。 稀代の職人、"三芳"の伊藤さんの手にはこの日もとんでもない…

2016年6月17日 くいしんぼー山中

その幻の和牛は1頭もセリには出ない。 血統をとことん吟味し、手塩にかけて肥育するのはわずか60頭ほど。 和牛の聖地である兵庫県美方郡産の雌の但馬牛を月齢38ヶ月まで肥育する。 サシを入れるためのビタミンコントロールは一切行わない。 その和牛を何十年…

2016年6月15日 代官山 焼肉かねこ

最近同席させてもいらうことがちょこちょこある焼肉に精通したメンバーで"かねこ"。 こういったメンバーにこそ食べてもらいたい焼肉があるから。 シンシンを使ったこの日のローストビーフも滋味深い味わい。 舌の上で広がる肉の味が何とも上品。 盛り合わせ…

2016年6月13日 和牛焼肉 KIM

KIM

焼肉屋さんと一緒に焼肉を食べる。 しかもその焼肉屋さんで。 この日はオーナーの金さんと料理長の吉田さんと一緒に"キム"の全てを堪能する会。 最初の前菜はミスジと肩三角の炙り。 素材そのものの旨さを燻製塩が更に引き立ててくれる。 直火で炙られたザブ…

2016年6月10日 石垣吉田

かつては黒毛和牛の繁殖地として名を馳せた石垣島。 温暖な気候で育った子牛は人気が高く、全国の肥育農家が子牛のセリに来ている。 そして沖縄サミット以来、子牛だけでなく石垣島で肥育された石垣牛も全国的に有名になっている。 そんな石垣島で最近話題に…

2016年6月9日 焼肉 しみず

"平"で極上のロースを満喫した後は、湯島のネオンに別れを告げ移動。 どうしてもこの日食べたいモノがあったのだ。 お店に入ってすぐ我々を出迎えてくれたのはプレーン軍団。 炙って良し、軽く塩で食べて良し、醤油をほんのちょっと付けても良し。 とにかく…