No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年9月14日 よろにく

前回の訪問から1週間経たずにまた”よろにく”に来れる喜び。 9月から年末辺りは焼肉を通して季節の移り変わりを最も感じやすく、予約がとりにくい時期にもかかわらず、かなり前から予約で抑えていた自分を褒めてあげたい。 前回に引き続きこの日も季節感のあ…

2015年9月11日 炭火焼肉 なかはら

「とにかく良いものを出す。」 そんな気概を感じずにはいられないのが市ヶ谷に移転し店名を変えた”なかはら”。 もちろん三ノ輪の”七厘”の頃からそれは全く変わっていない。 変わった事として強いて挙げるとすれば、仕入れる肉が更に良くなっている事だろうか…

2015年9月9日 よろにく

ウィキペディアによると『日本料理は日本でなじみの深い食材を用い、日本の国土、風土の中で発達した伝統的な料理をいう』とのこと。 “よろにく”で提供される、焼肉というジャンルを超えた料理は、まさにこれに当てはまるのではないだろうか。 和牛という食…

2015年9月7日 蔵

外国人で賑わう浅草に、本物を貫き続けるお店を見つけてしまった。 ジャンルは炭火焼会席。 今まで何度か同ジャンルのお店に行ったことはあるが、あまり心に引っかからないというか、がっかりすることも少なくない。 しかし今回の”蔵”は違う。 随所に感じら…

2015年9月4日 九州和牛 SATOブリアン 本店

数年前まで焼肉屋不毛の路線と思われていた中央線に光を照らしてくれたのが"SATOブリアン"である。 オープン直後に訪問した際には、店主・佐藤さんがシャトーブリアンに拘っているというコンセプトとネーミングで一気に好きになってしまった。 とにかく"SATO…

2015年9月2日 代官山 焼肉 かねこ

『良い肉は塩で食べるのが一番で、タレで食べると肉の味が分からない。』 一般的に世の中に広まっている定説の一つだと思うが、本当にそうだろうか!? 色々な意見があるのは承知だが、私はそうは思わない。 もちろん、良い肉を塩で食べるのは旨い。 肉の甘…

2015年9月1日 都内某焼肉店

情報化社会の現代。 地方はまだしも、東京の名店は出尽くした印象があったが、やはり東京にもまだまだ未開の地があった。 何だろう、この感じ。 武蔵小山の”和田”や湯島の”平”を知った時と似たような。。。 肉好きとしてはとにかく嬉しい出来事であることに…

2015年8月30日 焼肉 しみず

「王覇」という言葉をご存知だろうか。 Wikipediaによると、 孟子は古今の君主を「王者」と「覇者」とに、そして政道を「王道」と「覇道」とに弁別し、前者が後者よりも優れていると説いた。 孟子によれば、覇者とは武力によって借り物の仁政を行う者であり…

2015年8月27日 虎の穴

伝説の”虎の穴”を作った辛さん兄弟。 ”虎の穴”の礎を築いたのは辛さん(兄)であることは間違いないであろうが、その中身をより洗練させたのは辛さん(弟)だろう。 そんな辛さん(弟)が辞めてから初めて”虎の穴”。 期待と不安が入り混じった複雑な心境で訪…

2015年8月27日 SUPUL

大盛贅沢セット。 ランチでは十分すぎるレベルなんだけど、かつての爆発力を体感しているのでなんとなくもうちょいと思ってしまう。 ただのワガママですね。 反省。

2015年8月24日 ゆうじ

ホスピタリティは大事です。 ではホスピタリティとは何ですか? 「煙い」やら「提供に時間が遅い」やら言われるのを耳にするが、”ゆうじ”をホスピタリティがないお店だと勘違いして欲しくない。 確かに煙いし、油汚れが少し残っているところもあるし、料理を…

2015年8月20日 くにもと 本店

私の持論を言わせてもらうと、最終的に焼肉はタレに行き着く。 塩で食べるなら焼肉のような薄切りよりもステーキのような厚切りで食べる方が適しているだろう。 そして”くにもと”のタレには私が焼肉に求める究極の姿がある。 方向性の違うモミダレとツケダレ…

2015年8月20日 松川

初めて松川さんの料理を食べた時、その厳選された素材、素材そのものを引き出す研ぎ澄まされた調理技術にただただ感動した。 その感動は回を重ねるごとに大きくなり、常に新鮮な驚きと満足感を与えてくれる。 長い時間をかけ醸成された日本料理の頂点に触れ…

2015年8月19日 よろにく

あまりお鮨を食べる機会はないのだが、最近は不思議とお鮨の職人さんとお話をさせていただく機会がある。 先日は”すし匠”の中澤さんと焼肉を食べる機会があったが、この日は上野毛にある”いちかわ”の市川さんと貴重なお話をさせていただきながら、最高の焼肉…

2015年8月18日 ローストホース

羊肉に続いて馬肉も勉強。 “ローストホース”はクラウドファンディングで支援を行った会員とその同伴者のみが入店できるという「行きたくても行けない」お店。 ・一定の条件を満たさないと行きたくても行けなかったり、予約が非常に困難 ・食べて、飲んで1万…

2015年8月17日 しろくま 東京赤坂店

今回は牛マニアではなく羊マニアの方に連れられてジンギスカン。 結論としては、自分のジンギスカン、羊肉に対するイメージをガラッと変えてくれる良いお店で、機会があればぜひまた行ってみたい。 オーストラリア産ラム(肩ロース) 牛肉だと嫌煙されがちな…

2015年8月9日 ジャンボ 篠崎本店

初めて篠崎の地を訪れたのはblogを始めるよりも前。 乗ったこともない都営地下鉄線に乗り込み、軽い気持ちでその聖地に足を踏み入れてしまった。 希少部位が本当に希少だった当時、最高のドヤ顔でマスターが食べさせてくれるイチボ、トモサンカク、ランボソ…

2015年7月30日 神戸牛炉釜炭焼ステーキ IDEA 銀座

東京のステーキ業界は群雄割拠の時代を迎えている。 本物志向の肉好きが増えたのだろうか!? 炉窯ステーキのお店が増えつつある。 炉窯ステーキと言ってもそれぞれのお店に特徴があるためオススメしたお店は多いのだが、今回は”イデア”に。 “イデア”の良さ…

2015年7月29日 vitis ヴィティス

ほんの10年前、ステーキの最高峰・炉窯ステーキと言えば“あら皮”を筆頭にその系列店だけで味わえる特別なものであったが、“あら皮”から“ドンナチュール”が独立した以降、嬉しいことにここ数年は特に炉窯ステーキが増えてきている。 本物志向の表れなのかもし…

2015年7月28日 ナリサワ

「世界のベストレストラン50」の2015年版では世界第8位に選出された成澤シェフ。 日本人では最高位である成澤シェフがどんな牛肉を扱い、どんな風にフレンチとして調理するのかを体感する為に青山の”ナリサワ”を訪れた。 成澤シェフの料理はフレンチについて…

2015年7月27日 TROIS FLECHES トロワフレーシュ

トロワフレーシュを貸し切ってお祝いをするという贅沢な会にお呼ばれ。 主役の方の人柄が伝わる会で、なんとも華やかで暖かい空気に終始包まれていた。 料理は、今回のお祝いに合わせた特別コース。 肉だけでなく、どの料理も最高の素材を活かした凄さがあり…

2015年7月22日 加藤牛肉店 GINZA

“加藤牛肉店”が拘り続けるのは山形牛。 その中でも長期肥育された未経産の雌。 小振りで肌理の細かな肉の味は良く、霜降りもさらりとしているものだけを店主・加藤さんの目利きで厳選している。 加藤さんの肉の話は広く深い。 とにかく研究熱心で、積み重ね…

2015年7月21日 鳥茂

店名からは想像できないが、鳥ではなく豚のホルモンを中心に牛肉まで堪能できる”鳥茂”。 現在は3代目の大将・酒巻さんが炭の前に立ち、絶妙な塩梅で串焼きに火を入れている。 この日も常連さんに連れて行ってもらったこともあり、酒巻さんの前でじっくりとそ…

2015年7月20日 ジャンボ 篠崎本店

容赦ない日差しで火傷のような日焼けをし、大量の塩分を放出した日の身体は焼肉しか欲しない。 いつもの”ジャンボ”で飛び込むが、今回はお任せではなく並ロースをひたすら満喫する。 1枚焼いては食べ、また1枚焼く。 1週間前に仕方なく入ったチェーン店2つと…

2015年7月17日 SUPUL

久しぶりにランチで食べた大盛贅沢セット。 ブレがあるのは仕方がない。 しかし、ブレても金額以上の価値がある素晴らしさ。

2015年7月16日 ゆうじ

『牛の命をいただいて食べさせてもらっている。』 当たり前のようで、この言葉を意識している焼肉屋さんがどれ位あるだろうか。 そのいただいた命に感謝し、その肉をどれだけ旨く提供するかに心血を注いでいるのが”ゆうじ”店主の樋口裕師さんだ。 この日も裕…

2015年7月14日 焼肉 しみず

田村牛を筆頭に川岸さんの神戸ビーフや近江牛等、その時々で最も良い個体を仕入れる拘りの詰まった焼肉屋さん。 この日は月齢36ヶ月の隠岐牛の雌で、正直言って今まで何度か食べたことのある隠岐牛の中でも断トツの個体。 正直毎週お店に行って、"しみず"で…

2015年7月13日 銀座 ひらやま

“ひらやま”の店主・平山さんは”かわむら”の河村さんの”ゆたか”時代の弟弟子で、約2年ほど一緒に働いていたという。 そのスタイルはやはり”ゆたか”の影響が強く、ヒレを贅沢に使った料理が多い。 つまり、平山さんが好む好まぬに関係なく、”ゆたか”というより…

2015年7月12日 焼肉屋 くいどん プレナ幕張店

前日に引き続き18時頃食べたくなる焼肉。 前日の”牛角”と同じ、プレナ幕張内の”くいどん”に初潜入。 子供にはこちらの方が若干食べやすそうにも見える。 ただ、やはり鶏肉が無難。 鶏肉はお代わりしました。

2015年7月11日 牛角 プレナ幕張店

夕方18時頃、無性に焼肉が食べたくなった。 ダメ元で”ジャンボ”や”牛の華”に電話するもやはり満席。 決断を迫られるが、背に腹は代えられない。 近所にある”牛角”に飛び込むしかない。 15年振り位だと思うが、結論としては、 ・1皿の値段は安いが、質と量を…