2014-01-01から1年間の記事一覧
店内に無数に置かれた真っ赤なドラム缶。 そのドラム缶に設置されたロースターを囲み、立ち飲み立ち食いで焼肉を楽しむことが出来る。 経営母体は駒沢の”芝浦”というのが納得できる品質で人気店となっていた”まるに”が同じ新橋付近で移転したと聞き、”芝浦”…
奥深い和牛の世界。 知れば知るほどに魅せられ、そしてまだまだ知らないことの多さに驚かされる。 この日、私に和牛のさらなる奥深さを教えてくれたのは”加藤牛肉店”の加藤さん。 加藤さんは神奈川県横浜市で精肉店を営み、銀座のステーキ店、西麻布の焼肉・…
お肉を色々なお店で食べていると贅沢な思いに駆られることがある。 ここのお肉をあそこのお店で焼いてもらったら!? あの生産者のお肉をこのお店で焼いてもらえたら!? そんな思いから『本気のBBQ』を開催することに。 私が食べたいお肉を信頼する生産者や…
"ゆうじ"でお任せをオーダーすることは、数年前は非常にハードルが高く感じたものだが、最近はわりと手軽にオーダーできるようになったようだ。 せっかくなので、今までアラカルトしかオーダーしたことない人にはぜひお任せにチャレンジしてみて欲しい。 め…
この日の“しみず“で食べた個体には思い入れがある。 通常、飲食店はお肉屋さんを信頼して、お肉屋さんの担当者が選んだものを運んできてもらうので、自分で選ぶ機会はほとんどない。 選ぶとしたら、運んできてもらった物についてだけだ。 今回は芝浦の食肉市…
東西の肉文化について、関東は豚で関西は牛という話はよく聞く。 関東で肉まんと言えば当然豚だが、関西で肉と言えば牛なので、あえて豚まんと呼ぶそうな。 関東でカツと言えばトンカツだが、関西は関東と違ってビフカツも一般的だ。 ちなみに我が家は牛文化…
完全にツボにはまった名店。 初訪問から1週間で再訪してしまったほど。 予約無しで店内に入ると、丁度店主・稲見さんが黒タンを捌いてるところ。 "おおにし"では『大にしセット』にウーロン茶1杯でさくっと帰るのが個人的には最高だと思っているのだが、この…
「焼肉という素晴らしい食文化を、日本だけでなく広く世界に伝えたい。」 そんな高い志を胸にシンガポールで焼肉屋さんを始める友人がいる。 何年も前から一貫して揺るがないその思いが、いよいよ花開く時がきたようだ。 もちろん日本ではなくシンガポールで…
最近は日本でもドライエイジングビーフが人気だが、ドライエイジングの本場と言えばNY。 そのNYでドライエイジングビーフのステーキとして人気なのが、かの有名な”ピータールーガー”や今年2月に六本木に上陸を果たした”ウルフギャング”、そして”BLT”もその一…
お客さんに愛されるお店。 "七厘"こそまさにそんなお店だろう。 店主・中原さんがお客さんを分け隔てなく愛するからであろうか。 勿論"七厘"で食べれる焼肉が最高なのは言うまでもない。 とにかく"七厘"を愛するファンの方々のパワーと言うか熱狂には驚かさ…
心を満たされて"おおにし"を出たが、まだまだ焼肉を食べたい。 そんな思いからすぐに移動。 今度はがっつり食べたいお店に。 まずは煮込みに癒される。 仕入れている肉質が良ければ、その端肉で作る煮込みも本当に旨いのだ。 炭がセットされるや否や分厚いタ…
突如恵比寿駅前に出来た大阪チックな空間。 東京とは違った独自の進化をした大阪の焼肉。 特別なものではなく、生活の一部に溶け込んだ大阪の焼肉。 それが恵比寿駅から徒歩1分程度の場所で食べられる。 しかも店内はテーブル席が1つあるものの、基本はカウ…
銀座にある”加藤牛肉店”。 横浜市金沢にある精肉店”加藤牛肉店”が母体となったステーキ屋さんだ。 “加藤牛肉店”の店主・加藤敦さんが厳選するのは、山形牛の中でも加藤さんが信頼を寄せる生産者の雌のみで、肉の肌理が細かく濃厚な旨みが爆発するような最高…
仙台牛や佐賀牛というと定義の中の格付けの基準が非常に厳しいブランド牛で、仙台牛はBMS8以上、佐賀牛はBMS7以上(以前は8以上)が求められる。 ここまで霜降りの基準が厳しいと、嫌でも霜降りを入れることを第一に考え、肉本来の味を二の次と考えてしまう…
多くの店舗を持つチェーン店の良さはどの店舗で食べても同じ物が食べれるところ。 それに対して、大資本でない個人店の支店の良さは本店の良さを受け継ぎつつも、支店独自の工夫がされていることがあるところだろう。 例えば"ジャンボ"。 本店は言わずと知れ…
シンガポールに転勤中の焼き仲間の一時帰国にあわせて、彼が満足してくれるお店をセレクト。 転勤前は毎週一緒に焼いていたので、妙に落ち着く焼きが異常に懐かしい。 そして久しぶりの込山さんの焼肉。 私のツボを抑えきったお任せで、1つ1つで興奮しすぎた…
名店と呼ばれるお店の多くは仕入れへのこだわりを感じさせてくれる。 “しみず”もそんなお店の1つで、生産者への思い入れも強く、ご自身のお店に合うお肉を常に追い求めている。 場所は不動前という少々マイナーな駅ではあるが目黒駅から東急目黒線で1駅、決…
焼肉職人としての凄み。 “スタミナ苑”を訪れる度に店主の豊島さんから感じるものだ。 長年磨き続けたカット、手間を惜しまない仕込み、そして細部にまでわたる拘り。 お皿に盛られた正肉やホルモンを見て、そして食べればカットや仕込みの素晴らしさを誰もが…
東京食肉市場。 肉好きには単に芝浦市場と言った方が分かりやすいだろうか。 東京どころか全国の肉好きの胃袋を支える要所だ。 その芝浦市場内にある1軒の食堂。 壁一面にメニューが書かれた札があり、多彩なメニューで芝浦市場で働く肉エリートの胃袋を満た…
食材以外は手ぶらでOKのバーベキュー場が近くにできたのだが、これが想像以上に便利。 食べたいお肉を持っていくだけで、炭を含めた準備はもちろん、片付けまでやってくれる。 今回は近くのスーパーでお肉を買って様子見してみることにしたのだが、気に入っ…
米沢牛の生産者の中でも名人と呼ばれる鈴木さん。 過去には東京芝浦市場で行われた全国枝肉共励会では最優秀賞を受賞している。 そんな鈴木さんのお肉を仕入れたと聞いて、どうしても食べたくなってしまうのは自然なことだろう。 たとえ”SATOブリアン”でたら…
8月29日焼肉の日は中央線に乗って阿佐ヶ谷まで。 思い起こせば生まれて初めて阿佐ヶ谷駅で下車したのは、オープン間もない”SATOブリアン”が目的であった。 日頃からシャトーブリアンをこよなく愛する身として、その店名に惹かれての訪問が懐かしい。 今でこ…
8月29日は念に1度の焼肉の日。 肉好きにとっては特別な日であり、前日からすでに上がっているテンションには前夜祭が必要だろう。 そして前夜祭に相応しい焼肉桃源郷が月島にある。 人気焼肉屋さんを模倣することだけに注力し表面上のみ似せたお店が多い中、…
毎年夏恒例の軽井沢。 そしてここ数年必ず訪れるのが御代田にある”片山肉店”。 軽井沢には情報誌に色々な焼肉屋さんが載っているが、旨い肉が食べたいなら”片山肉店”で買った肉でのBBQが一番だろう。 綺麗に手入れされたショーケース中から自分好みの肉を選…
初めて”ジャンボ”詣をしたのは何年前だろうか。 まだ篠崎にしかお店がない頃で、東京の端っこで尚且つ駅からも遠いという不便な環境にもかかわらず極上の希少部位がリーズナブルに食べられるということで肉好きの間で話題となり神聖化されていた。 (芯ロー…
年々肉に対して我が儘になっていく。 肉に対する欲求が溢れるように湧き出し、それを鎮めるために日々お店に向かう。 そんな荒ぶる肉欲を完全に制圧するお任せコースに出会った。 “金竜山”、”ジャンボ”、”きらく亭”と共に白金焼肉激戦区の一角を担っている”…
川岸牧場の神戸ビーフ入荷第3弾。 今回はヒレも1本入荷したようだが、瞬時に無くなってしまったようで、食べることができなかったのが悔やまれる。 その代わりと言ってはんだが、川岸牧場の神戸ビーフと田村牛で同じ部位を5種類食べ比べるという贅沢に挑むw …
新大橋通りを挟んで"静龍苑"の反対側付近にあるのが"平和閣"。 下町にあるなんちゃって高級店のような雰囲気を持ったお店だが意外にアットホームで、メニューにはこだわりや説明が丁寧に記載されている。 この日は思ったより空いていたので、近所の人なら常…
江東区森下、新大橋通り沿いに一際存在感を放つ1軒の焼肉屋さんがある。 昭和の香りをプンプン残した外観には薄汚れたオレンジの大きなカバー、そこに大きく"静龍苑"と書かれている。 店内は常に賑わい、数年前に無縁ロースターに改装されたというのに煙がモ…
週末に足繁く通う"ジャンボ"。 その魅力は肉の旨さは勿論、溢れるようなホスピタリティやその独特な世界観。 この日はいつものお任せとはちょっと違った変化球攻めで、これは嬉しい誤算であった。 何度行っても飽きず、その魅力にはまり溺れてしまう。 素晴…